はじめに
新型コロナの影響で、自宅勤務やテレワーク・外出自粛などが一気に広がってきました。家にいる時間が増え、空いた時間に実践できる副業をスタートする人がとても多くなっています。
そんな中で自宅にいながら手軽に始められるという「電脳せどり」に挑戦してみたいけれど、
- どんな商品を仕入れればいいのか
- 売れるのはどんな商品なのか
- どこで仕入をすればいいのか
- そもそも電脳せどりって何?
と思い悩んでいませんか?
今回は電脳せどりの基本的な流れをしっかりと理解して頂き、現役せどらーが使っている厳選仕入先をご紹介します。さらに電脳せどりで一番難しいと言われているリサーチのテクニックについても、「狙うべきポイント」を詳しく解説していきますので初心者の方でも仕入れで悩むことがなくなります。
取引数1000回以上の現役せどらーであり、せどり歴6年目の私が電脳せどりを実践する時に使っている方法で、複数のビジネスに取り組む傍ら、片手間でも毎月20万円以上の利益を安定的に出せているノウハウです。
現在進行形で稼ぎ続けている方法を解説しますので、今までせどりをしたことがない初心者の方でも初月から利益が出る商品を見つけることができます。
「電脳せどり」とは、
- 完全在宅で実践可能
- 再現性が高い
- 即効性がある
一度スキルを身につけてしまえば、スキマ時間などを有効利用して稼ぎ続けられるネットビジネスですので、このご時世にマッチした副業ビジネスとも言え参入者もこれからグッと増えてくることでしょう。
新規参入者に埋もれてしまう前に、いち早く行動して先行者利益を確保していきましょう。
電脳せどりの基本的な流れを把握する
まずは「電脳せどり」の基本的流れを把握していきましょう。あなたがこれから初めて電脳せどりに取り組むことを前提にお話していきます。
電脳せどりとは「ネット」で全てが完結するビジネス
電脳せどりとは、全てネット上で取引が完結できるビジネスのことです。仕入も販売もネット上で行われるため、実店舗を持つことなく誰でも気軽に始めることができます。
仕入も販売もネット上で完結するため、ちょっとした合間に作業することができ、
- 日中は会社へ働きに出ているサラリーマン
- 小さいお子さんがいる子育て主婦
であっても、
- 仕入れに出かけたりする必要がない
- スマホがあればどこでも実践可能なビジネス
のため、時間のない現代人にとっては非常に取り組みやすい副業と言えとても人気があります。
オークションサイトやネットショップから仕入をする
電脳せどりで販売していく商品を仕入れる場所は主に
- オークションサイト
- ネットショップ
この二つとなります。
オークションサイトとは、ヤフオクやメルカリ・ラクマなどのフリマアプリのことで、ネットショップとはハードオフやセカンドストリートなどの「実店舗もあるショップでネット上でも販売しているお店」のことです。
詳しい仕入れ方法や仕入れ先などは次項で解説しますが、ネット上にあるサイトから仕入れをしますので、わざわざ仕入れに出かけたり支払いに出かける必要もありません。
また、ヤフオクやメルカリ・ラクマなどでは随時ポイント還元のキャンペーンなどが実施されているため、仕入れを行いながらポイントも貯まり大変お得です。
ヤフオクでは、5が付く日やゾロ目の日などにキャンペーンが行われており、購入金額によって割引されたり、Tポイントやpaypayボーナスポイントが還元されたりします。
Tポイントやpaypayポイントはもちろん仕入れにそのまま使うこともできますし、私は子供たちのものを購入したりすることに使っています。ヤフーショッピングでも使えますし、paypayならば街中でも使えますので、家族で外食する時などにも役立ちます!
そんな時にはせどりをやっていて本当に良かったなぁと心から思えます。普通に仕入をしながらせどりで利益も出して、おまけにポイントもどんどん貯まり家族のために使って喜んでもらえるなんて、家計も助かり一石二鳥ですね。
販売場所はAmazon・ヤフオク・メルカリなど多岐にわたる
電脳せどりで主な販売場所は次の3点です。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリなどのフリマアプリ
私が一番おススする販売場所はヤフオクです。なぜなら日本最大のネットオークションサイトで、常時6,480万点の商品が出品されていて私も実際にメインで使用し利益を出し続けている販売場所だからです。
商品によってはメルカリに出品するものもありますが、併用していくことでより売れやすくすることも可能です。
Amazonは国内で最も大きな販売場所ではあるのですが、使用手数料が高いことと、入金サイクルがヤフオクやメルカリほど早くないため、資金力がある人向けの販売場所となります。
始めはヤフオク・メルカリで販売をスタートして、ある程度資金が出来てきたらAmazonでも販売をしていく…という形が理想的ですので、初心者の方はまずヤフオクとメルカリで販売をしてきましょう。
こちらの表はアマゾン・ヤフオク・メルカリの月間登録料や販売手数料・送料負担・入金サイクルをまとめた表になります。
この表を見ても、月間登録料や販売手数料が少ないヤフオクやメルカリの方が気軽に出品できそうですよね。何よりも入金サイクルが落札者が受け取り連絡をくれた後すぐに入金されるので、資金が少ない初心者の頃には非常に助かります。
このような理由から、せどりを開始する際の販売場所はヤフオクかメルカリをおススメします。
メリット・デメリットを知り賢く活かす
ここからは電脳せどりのメリット・デメリットを知り、より有利に効率よくビジネスを進めていけるようにしていきましょう。
電脳せどりメリット
まずはじめに、電脳せどりのメリットを解説していきます。
初期費用が安く始められる
前述した3つの販売場所にかかる手数料などをまとめた表からもお分かり頂けるように、せどりを行うために掛かる費用が非常に安く始められます。
もし、これが実店舗を持ってビジネスをしようとしたら…多額な資金が必要ですので、とても気軽には始められません。
ヤフオクを例えにすると、プレミアム会員月額利用費508円を負担すれば今すぐにでも出品しせどりを始めることができます。
落札手数料は商品が落札され、こちらに入金される時に自動的に引かれていますので、後から支払う必要はありません。送料も基本的に落札者負担なので利益を逼迫しませんし、落札者が受け取り連絡をした後すぐに入金があるので、またすぐに仕入に回すことができます。
このように初期費用がとても少なく始められることが電脳せどりのメリットの一つと言えます。
スキマ時間でいつでもどこでも仕入可能
24時間いつでもどこでもスマホさえあれば仕入することができるのが、電脳せどりの一番のメリットと言えます。
なぜなら、会社勤めのサラリーマンでも通勤途中の電車の中やお昼休憩中、営業周りの移動中などなど、時間や場所を選ばずにスマホ内で仕入することができるからです。
子育て中の忙しい主婦でも、洗濯機を回している時間や銀行の待ち時間、子供の習い事の待ち時間や料理を煮込んでいる間など、ほんの少しの隙間時間でも実践することができるので、まとまった時間が取れない忙しい人でも実践することができます。
私は小さい子供が3人いるので、病院や歯医者などによく連れて行くのですが…待ち時間が物凄く長いです。そんな待ち時間を利用して仕入を行い、家に帰ってからは別の作業をするといった形で、家でわざわざ仕入れをするまでもなく行わない日も多いです。
店員さんの目を気にせずリサーチできる
電脳せどりと反意語で、「店舗せどり」という仕入れ方法もあります。店舗せどりとは、お店に出向いて仕入対象商品を見つける…という事なのですが、店舗内で商品を前に利益が取れる商品なのかどうかをリサーチして調べなければいけません。
初心者の方でよくあるのが、「お店の人の目が気になってリサーチができない」というお悩みです。私も初心者の頃はお店の人の目にびくびくしながらリサーチしていましたが、こちらが思っているほど、お店の人は私たちのことを気にしていません(笑)
そのことに気付いてから、割と堂々とリサーチができるようになったのですが、どうしても最初の頃は店員さんの目が気になってしまうかもしれません。
ですが、電脳せどりであれば当然ですが店員さんはいませんので人の目を気にする必要は一切なくリサーチすることができます。
以上のことから
- 初期費用が安く始められる
- 24時間いつでもどこでも仕入れができる
- リサーチ時に店員の目が気にならない
この3点が電脳せどりのメリットと言えます。
電脳せどりデメリット
前項では電脳せどりのメリットをお伝えしましたが、少なからずデメリットもあります。
ですが、しっかりとデメリットを理解し賢く活用していくことでそのデメリットを克服することができますので安心して読み進めて頂ければと思います。
商品を手に取って直接チェックできない
ネット上で仕入をするため、商品を直接手に取りチェックすることができません。これが一番の電脳せどりのデメリットと言えます。
ヤフオクやメルカリで仕入をする場合には、出品写真や商品説明から判断するしかありません。商品説明には主に出品者の主観で書かれているため、いざ届いてみたら思っていたコンディションとは違っていた…ということもあります。
そんなリスクを避けるために、仕入れをしたい商品を見つけたら、必ず出品者に質問をしてみましょう。ヤフオクでは質問を、メルカリではメッセージを送ることができます。
事前に知りたいことを質問して回答をもらっておけば、思っていたコンディションではなかったというリスクは高い確率で回避することができます。質問を送って回答が送られてこないような出品者から仕入をするのは、リスク回避の為に止めておくべきです。
ただ単に忙しくて回答を送れないだけなのか、やましい部分があり回答を送れない理由があるのか…真実を判断することはできませんが、回答をもらえないような出品者からは仕入しないほうが安全です。
ネットショップなどではメッセージを送って質問することはできませんが、直接店舗へ電話をかけてコンディションを聞くことができます。写真や説明文だけではわからないことは、どんどん電話をかけて質問をしていきましょう。特にネットショップの場合には、丁寧に説明文が書かれていないことが多いので、写真だけで判断するよりも直接お話を聞く方が確実です。
自分の思い込みや「多分大丈夫だろう」という気持ちで仕入れてしまうと、後々後悔することが私の経験から良くありましたので、しっかりと納得できた商品を仕入れてリスクをなるべく避けていきましょう。
商品がたくさんありどれを仕入れるべきか迷う
電脳せどりの場合には、ネット上にある膨大な商品の中から仕入れるべき商品を探すことから始まります。
店舗仕入の場合には、目の前に並んでいる商品の中から仕入れるべき商品を探せばいいだけですが、ネット上にある何万という数の中から探すのはとても大変ですし、心が折れますし、確実に嫌になって挫折します。
ですので、仕入れを行う場合には「ある条件を満たしたもの」だけを探していくことをおススメします。
例えば、ヤフオクやメルカリの場合には
- 個人出品のもの
- 訳あり品
に絞ってリサーチをしていくのがおすすめです。
背景が真っ白で綺麗に整列されているような商品はせどりをしている人なので、利益が取れる商品ではありません。このような商品は始めから除外してリサーチをしていきましょう。
ネットショップでは
- 訳あり品
- 難あり品
- C~Dランク
- ジャンク
大量にある出品物の中から、こういったポイントを押さえて商品を検索していきましょう。
こうしてヒットした商品だけをリサーチして仕入対象商品かどうかを見極めていけば、かなりの時間短縮になります。
送料が掛かる場合が多い
店舗せどりの場合には、自分でお店に行くための交通費は掛かりますが商品を自宅へ送ってもらう送料は掛かりません。その点、電脳せどりは送料が掛かってしまいますが、送料を含めて利益が取れるかどうかをしっかりと計算して仕入をしていけば全く問題ありません。
メルカリでは送料も商品代に含まれていることが多いですが、ヤフオクで仕入れる場合には送料が商品代とは別に掛かります。大きさや重さ次第ですが1,000円以上掛かってしまうことがほとんどです。
ネットショップなどでは購入金額によって無料になったりもしますので、まとめて仕入をするとお得になります。
とはいえ、仕入対象が他にないのに無理して別のものを仕入することはありません。その場合には送料を支払って、無駄な仕入れをしない方が得策です。
送料については「送料も仕入金額に含めて利益が取れるかどうか」を計算していけばよいだけなので、デメリットではありますが大きな問題ではありません。
以上が電脳せどりの主なデメリットとなります。
- 商品を手に取って直接確認できない
- 膨大な商品数の中から仕入れるべき商品が見つけられない
- 送料が掛かる場合が多い
こちら3点がデメリットになりますが、お伝えした解決方法を実践していけばリスクを回避していくことができますので、ぜひ試してみて下さい。
次項からは、いよいよ私が現在電脳せどりに使っている仕入先を公開していきます。どこも利益が出る商品を見つけられる場所なので、ぜひあなたの仕入にお役立てください。
現役せどらー御用達の厳選仕入先7選
現在安定した報酬を確保している現役せどらーである私の、電脳せどりで使用している仕入先店舗を公開します。
例えひとつの場所で見つけられなくても、いくつか見ていくうちに必ず仕入対象商品は見つかります。
ぜひ、宝探し感覚でリサーチしてみて下さい。
ヤフオク
販売先でもメインで使っているプラットフォームですが、仕入れ先としても大変仕入しやすく、利益が取れる商品が多数発見できます。
利益が取れる商品を見つけるポイントは
- 個人が出品している物
- 質屋やリサイクルショップ
この2点が安く良い商品を仕入しやすいです。
キャンペーンなどと合わせて活用していくことで、ポイントもどんどん貯まりお得に仕入がしやすい一番おススメの仕入先となります。
ヤフーと連携しているペイペイフリマも新しい仕入れ先としておすすめです。
ヤフオク同様に多数のキャンペーンを実施していますので、お得に仕入れができることが多いです。
メルカリ・ラクマ
ヤフオクはオークション形式で、入札しても落札できるかどうかはオークションが終了するまで分かりませんが、メルカリ・ラクマなどのフリマショップでは入札すればその場で落札できる価格で出品されているので、ヤフオクよりも仕入がしやすい部分があります。
そして、メルカリの文化ともいえる「値引き交渉」ができることも魅力の一つです。かけ離れた値引きは無理ですが、多少の値引きは想定された価格設定であることが多いので、ほとんどの出品者は値引きを受けてくれます。
そしてヤフオク以上に個人出品者が多いので、商品の相場を理解されておらずに思いがけず安い商品に出会えることも多々あります。
ハードオフ・ネットモール
本やDVDせどりで有名な「ブックオフ」の、生活用品版である「ハードオフ」のネットショップになります。
家電やおもちゃや洋服からブランド品までいろいろと揃っており、全国の店舗が出品している商品を見ることができるので、近くにハードオフ店舗がない場合でも仕入することが可能です。
ハードオフ・ネットモールで仕入をする場合には
を狙ってリサーチをしていくと利益が取れる商品が見つかりやすいです。また、商品説明が丁寧に書かれていない場合が多いので、コンディション確認の為に店舗へ電話をかけてみることをおススメします。とても丁寧に対応してくれますので、安心感を持って仕入することができます。
セカンドストリート
ちょっと綺麗なリサイクルショップというイメージのお店で、全国で数多く見かけるリサイクルショップになります。全体的に価格設定が高い傾向にありますが、LINEでお友達追加をすると割引クーポンがもらえたり、誕生日にも割引クーポンが送られてくるので、割引を使うと仕入しやすいです。
私が行っている中古カメラ転売では、店舗に行く機会があるのですがカメラに詳しい人があまりいない印象なので、ちょっと不具合を指摘させて頂くと値引きしてくれたりもします。店舗へ行く機会がある場合には、ぜひカメラも見てみて下さい!
トレジャーファクトリー
ハードオフやセカンドストリートには及びませんが、トレジャーファクトリーも全国展開しているリサイクルショップになります。
ネットショップでは品数は多くありませんが、品数が多くない分リサーチしやすいです。
カメラのキタムラ
私が実践している中古カメラ転売に限定されてしまいますが、中古カメラの王道であるカメラのキタムラもネットショップがあります。
狙っていくべきはC品ですが、すぐに売り切れてしまうので見つけたらすぐに購入して、後からリサーチしてもいいと思います。
自宅受け取りではなく、店舗受け取りを選択して店舗に届いてから購入するかどうかを決めることもできるので、実際に手に取ってコンディションを確認することができるので安心して購入することができます。
マップカメラ
こちらも中古カメラの王道であるマップカメラのネットショップとなります。
カメラのキタムラ同様に難あり品はすぐに売り切れてしまいますので、見つけたらスピード勝負です。
お目当ての商品を登録しておけばアラート機能でメール通知も送ってくれるので、活用すれば楽に仕入をすることもできおすすめの仕入先です!
不定期に開催される「中古夜市」もお得に購入できポイントの還元率も上がるので、お得に仕入れできるチャンスです。マップカメラから送られてくるメールはしっかりと確認しておきましょう。
以上が私が主に電脳せどり仕入れで使用している仕入先となります。
ひとつの場所で見つからなくても、どこかしらリサーチしていれば仕入れるべき商品が見つかるはずですので、諦めずにリサーチしてみて下さいね。
それでは、次項からは電脳せどりにおける仕入基準とリサーチする際のちょっとしたテクニックを解説します。
ただ今ご紹介した仕入場所で、これから紹介させて頂くテクニックを使って頂ければ素早く利益が取れる商品を見つけることが出来るはずです。
仕入れ基準とリサーチテクニック
電脳せどりで一番の悩みどころと言えば、
だと思います。ネット上に膨大にある商品の中から利益の取れる商品を見つけるためには、効率よくリサーチしていかなければいくら時間が合っても足りません。
私も複数のビジネスに取り組みながら、子供の世話や家事などがあり時間が有り余っているわけではないので、いかに効率よく利益の高い商品を見つけ仕入れていくかを常々考えて検証しています。
ですので、普段私が意識している仕入基準やリサーチのコツをお伝えしますので、ぜひあなたの仕入れ判断にお役立ていただければと思います。
仕入れるか否かはオークファンで3ステップ
利益が取れる商品かどうかを見分けるには、「オークファン」という過去の販売価格が見られるサイトを使用していきます。
広告が表示されて販売履歴が見にくいですが、無料で使用することも可能です。
私は月額980円のプレミアム会員で使用しているので、邪魔な広告も表示されず、検索期間も長く見られることができるので快適に使っています。
リサーチする手順は以下の3ステップです。
- 商品名を検索窓に入力
- 「落札価格の高い順」に並び替える
- 仕入対象商品とコンディションが同じ商品の販売履歴を見る
たったの3ステップでリサーチ終了です!
リサーチした結果、仕入対象商品と同じようなコンディションのものが売れていた金額を参考に、販売手数料や送料を引いた金額で利益が出るかどうかをチェックして、仕入れをするかどうかを判断します。
ヤフオク・フリマアプリでは素人出品を狙え
私が一番電脳せどりで仕入を行う場所は、ヤフオクやメルカリ・ラクマなどのフリマアプリです。
その理由は「良く価値の分かっていない素人出品が多いから」となります。相場の価格を理解していない個人の方が、いくらで売れるのかも調べずに遠慮気味に設定している安い価格で仕入ができるためです。
ですが、ここで注意が必要なのが「個人出品」と「転売ヤー出品」を見分けないといけないという点です。転売ヤーが出品している商品は利益を上乗せして出品されているため、仕入れをしたところで利益が出せるはずはありません。
もし、利益が出る商品を転売ヤーが出品しているとしたら、それはどこかに不具合があるため安く出品している商品である可能性が高いので、仕入れをしない方が安全です。
もっとも簡単な個人出品と転売ヤー出品の見分け方ですが、転売ヤーの出品ページはとても特徴的で
- 出品写真の背景が白く、綺麗に整列されている
- 出品説明文に煽るような文章が書かれている
この2点があれば、転売ヤーの商品だと思って間違いありません。
逆に個人出品の商品を見つけるには
- 出品写真の背景が白くない
(床や机に直接置かれているなど) - 出品説明文が自信なさそうに書かれている
(クレームを避けるため)
このような商品を見つけたら、積極的にリサーチをしていきましょう。
ネットショップでは『訳あり品』がねらい目
リサイクルショップなどがネット上に掲載している商品では、「訳あり商品」がねらい目です。
そう思われるかもしれませんが、実はネットショップの訳あり品は本当は訳ありでないものが多数あります。
例えば、カメラレンズで「訳あり」となっている場合、その訳ありの理由が「レンズの中にチリが多数入っているから」だとします。
カメラレンズの中にチリが多少入っていたとしても、通常撮影に影響することはほとんどありません。ネットショップはクレームを避けるために、ほんの少しのチリの混入でも「チリ多数」で訳ありと記載したりもします。
こういった商品を積極的に仕入れて、販売時に「チリの混入はありますが、撮影には影響しません」と記載すれば、チリが入っていても撮影に影響ないなら欲しい!という人に購入して頂けます。
さらにカメラボディに装着して試し撮り写真を載せ、「撮影に影響しません」と証明してみせれば、お客様にも安心して購入して頂くことができますね。
ネットショップで訳ありとして安く仕入れできるので、相場価格で販売したとしても利益を確保することが簡単にできてしまいます。
以上の事柄をまとめますと、
- 商品を仕入れるかどうかの判断
- 膨大な商品の中からピンポイントで利益が出る商品を探す
⇒オークファンで過去の販売履歴をチェックする
⇒ヤフオク・フリマアプリ
⇒ネットショップ
個人出品と訳あり品を優先的にリサーチしていく
ということになります。
最後に・まとめ
電脳せどりとは一体どういったビジネスなのか、そして基本的な流れやメリット・デメリットを知って頂き、現役せどらーが実際に使用している仕入先を御紹介させて頂きました。
仕入するかどうかの判断方法と、リサーチ時間を短く効率よくして利益が出る商品を探す方法も解説させて頂きました。
電脳せどりの一番のメリットは「ネット上で全て取引が完了できる」ところです。忙しい現代人にとって、ちょっとしたスキマに実践できる方法なので一度スキルを身につけてしまえば、いつでもどこでも仕入・販売を行うことが可能で、スキマ時間を収益化することができてしまいます。
また、自宅にいながら取り組めるビジネスでもあるので外へ仕事に出かけなくても稼ぐことができ、自分自身で収入をコントロールすることも可能です。
新型コロナウィルスの影響で外出自粛やリモートワークが増えていますが、これからも同じような状況になることがきっと出てくるでしょう。
そんな時に自宅にいながらでも稼げるスキルを身につけておけば、大切な家族を守ることができます。収入が途切れることなく生活も豊かにしていくことができますので、今のうちにぜひ電脳せどりのスキルを身につけ、安心した生活を送れる準備をしていきましょう。