あなたはヤフオクやメルカリで商品を販売する時に、なかなか思ったように綺麗な写真が撮れなくて悩んでいませんか?
綺麗な写真が撮影できるようになると、
- 自然にあなたの商品が選ばれるようになる
- より高い値段で売れる
など、良いことばかりです!あなたの商品をどんどん購入者さんに選んで頂くためには「綺麗な出品写真」を載せることは必須と言ってもいいでしょう。
私もヤフオクを始めたばかりの頃は綺麗な写真を撮りたいけれど、どうやったら撮れるのかわからず、いつもお客さんは私の商品を選んでくれず思うように売れない時期がありました。
周りを見ればライバルたちの綺麗な出品写真が並んでいて、私の商品も同じなのに写真が綺麗に撮れないだけでこんなにも売れないのか、と思い悩んでいました。
なので徹底的に出品商品写真について研究し、プロカメラマンの方にもご指導頂きながら検証し続けた結果、納得のいく出品写真が撮れるようになり、それにより売り上げも自然にアップしていきました。
写真を綺麗に撮れるようになっただけで、同じ商品でも以前より高値で売れていくようになり、手間は少ないのに利益が上がり効率よく稼げるようになれました。
今回解説させて頂く出品写真の撮り方を知れば、あなたもライバル達を蹴散らしてあなたの商品を選んでもらい売上アップ間違いない綺麗な写真を撮影できるようになります。
実際に商品を手に取って見られないヤフオクやメルカリでは、綺麗な写真を撮るだけでお客様に選んで頂くことができるようになり、売上も激増していきます。
それでは、次項より早速お客様に選ばれる出品写真の撮り方について解説していきます。
購入者さんに選ばれる簡単写真撮影術
あなたの出品商品を購入者さんに選んでもらえる、綺麗な出品写真を撮影するために大切なポイントは3つあります。
- 商品に気を配る
- 明るくピントの合った写真を撮る
- 商品全体がわかる出品写真の構図
このポイントさえ押さえておけば、あなたの商品はライバルを差し置き自然に購入者さんから選ばれるようになるでしょう。
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
商品に気を配るだけで綺麗な写真が完成する
出品する商品を撮影する時には、撮影する場所に細心の注意を払うことが必要です。生活感のある風景が映らないようにするのはもちろんのことですが、商品を綺麗に撮影することに注力するのではなく「商品を大切に扱っている」ことを伝えるのが大切です。
- 商品を床に直接置かない
- 付属品が多い場合には整列させる
- 清潔感を出す
この3点を心掛けていきましょう。
床などに直接置いてしまっては、なんだか不潔な感じがしますよね。床に置かざるを得ない状況なら、一枚布を引いた上に置くなどして気を配りましょう。
付属品が多数ある場合には、一つ一つ丁寧に整列させて並べることも大切です。商品を大切にしている、丁寧な印象を与えることができます。
あとは、なるべくシワを伸ばしたり、落とせる汚れは落としたりして清潔感を演出していきましょう。
背景はごちゃごちゃと生活感あふれる場所で撮影するよりも、なるべく白っぽい背景で撮影するのがおすすめです。なぜなら、背景が白いと商品そのものが引き立って見えますし清潔感も感じられます。
ライバルたちの綺麗な写真にも「白い背景のもの」って多いですよね!その事からも白い背景で撮影することは写真を綺麗に見せ、売り上げに直結してくることがわかります。
もし、商品が白っぽいものやシルバーのものの場合には、白っぽい背景だと商品が目立たないので、黒い布や黒いゴムボードの上に置くことで商品の色を引き立てることができます。
例えば下記の写真のように「白いレンズ」の場合には、白い背景で撮影するよりも黒いボードの上に置いて撮影した方が白い色がとても引き立って見えますね。
設定などで綺麗な写真を撮影しようと思うよりも、「商品を丁寧に扱い清潔感を出す」写真を撮ることで、お客様に伝わる、選ばれる写真を撮ることができますので撮影時には心掛けてみて下さい。
明るくピントの合った写真を撮影する
次に、「明るくピントの合った写真」を撮影することに気を配りましょう。
暗い写真ではその商品の良さを伝えるどころか、魅力を半減させてしまいます。その商品の魅力を伝えるのが出品写真の役割であるのにこれでは意味がありません。
明るい写真を撮るためには
- カメラの設定で明るく鮮明な撮影ができるようにする
- 商品に当たる光を利用する
この2点を意識するようにするだけで、出品写真にふさわしい明るく綺麗な写真が撮れるはずです。
また、明るい写真であっても焦点があっておらずピンボケな写真では、商品の状態をお客様に正しく伝えられませんし、商品の魅力も十分に伝えることができません。
最近のデジタルカメラには手振れ補正が装備されていますので、写真がブレてしまうことは少ないですが、ピントが合っていないのにシャッターを切ってしまっている出品写真を多く見かけます。
ピントの合った写真を撮影するポイントは、
- デジタルカメラの場合、焦点が合った時の音がしてから撮影する
- 脇を締めカメラが動かないように構える
- 可能なら、どこかに体の一部を付けて固定して撮影する
この3点に気を付けて撮影すればピンボケの写真には絶対になりませんので参考にしてみて下さい。
全ての角度から商品を見られる構図と大切な心構え
出品写真の意義とは、「実際に手に取って商品を見られないお客様へ商品の状態をお伝えする手段」となります。
その為、例え不具合点があったとしても隠さずにしっかりと撮影することが必要です。お客様にその商品の全ての面が見られるような構図で撮影することを心掛けましょう。
この時に一つ、大切な心構えがあるのですが、
ということも必ず意識して撮影に臨みましょう。
出品写真はお客様に商品の状態を全てお伝えすると同時に、その商品をアピールする場でもあるので「この商品のアピールしたい部分」を積極的に出品写真へ載せましょう。
ここで注意したいのは、「不具合点をアピールしない」ことです。
不具合点は隠さず撮影することは大切ですが、わざわざアピールする必要はありません。よく不具合点を強調して、赤い丸などまで付けて「ここにキズがあります」などと解説している写真を見かけますが、あれでは不具合点が目立ってしまい、お客さまの心象が良くなくなりますね。
アピールする部分はキズがある部分ではなく、美しいツヤ感だったり、スレのない質感だったり、「その商品の良い点」にすることでお客さまの心象が良くなり、商品のアピールにもつながります。
以上のことから、
- 出品商品を丁寧に扱っている感、清潔感に気を配る
- 明るくピントの合った写真を撮影する
- 全ての状態を撮影した上で、良い点をアピールする写真を撮る
ことが、ライバルよりもあなたの商品をお客様が選んで下さる出品写真が撮影できるコツとなります。
特に最後の「良い点をアピールする」というところは、転売歴6年目の私も常に心掛けていることなので、ぜひ取り入れてみて下さい。
心構え的な事は今回お伝えしたことに気を配って頂ければ問題ありません。次章からは、綺麗な写真を撮るための必要な道具をご紹介していきます。
落札率激増の撮影必須アイテム3点
ここからは具体的に綺麗な写真を撮るために必要な道具について解説していきます。
出品写真を綺麗に撮るためには、やはりそれなりに道具が必要になりますが、出来るだけ安価で手軽に揃えられるものをご紹介しておりますので、入門編として揃えて頂き、もう少し画質にこだわりたいなどの要望が出てきてから、より高度な道具を揃えていってもいいかと思います。
綺麗な写真を簡単に撮るには一眼レフカメラ
最近ではかなり高画質なスマホ写真が撮れる機種が数多く出回りアプリで手軽に加工できたりしていますが、やはりデジタル一眼レフカメラで撮影したものはスマホ写真とは画質が全く違っています。
出品写真はスマホで十分と考える方も多いですが、私はライバルを出し抜き自分の商品を選んでもらう出品写真を撮るためにはデジタル一眼レフカメラがおすすめです。
なぜなら、先ほどの解説と重複しますが出品写真は「アピールするポイントを紹介する」という大切な場所でもあるからです。より強く綺麗さをアピールするためには、やはり画質の良い一眼レフを使うべきです。
百聞は一見に如かずと言いますがまさにその通りで、出品写真では文章では伝えきれない魅力をたった一枚の写真で伝えることができてしまいます。
私もそうだったのですが、一眼レフカメラって難しそう…という先入観がありましたが、いざ扱ってみると案外簡単に美しい撮影出来て、あなたもきっと感動することでしょう!
一眼レフを使用するためには少しの初期投資が必要ですが、転売で効率よく利益を得るためには必須アイテムですし、今では高性能な機種も中古であれば比較的安価で入手できますので安心して下さい。
後ほど安価で高性能なおすすめ機種も紹介していきますので、カメラをお持ちでない方は参考にしてみて下さいね。
使用するレンズは標準レンズで十分
デジタル一眼レフカメラを使って出品写真を撮影しようと決めたら、今度は使用するレンズを選んでいきましょう。
私も以前、全くカメラのことを知らなくて驚いたのですが、一眼レフカメラとは撮影する時に別にレンズが必要になります。撮影する用途によって、レンズを交換して撮影をすることができるのが一眼レフカメラとなり、そのレンズの種類は多岐にわたります。
今回のように出品写真を撮影する程度でしたら、エントリー機(初心者さんでも簡単に扱えるような入門機)に予めセットで付属されているような標準レンズと呼ばれるレンズで十分です。
出品写真を撮影する際には、下記画像のように焦点距離を赤丸内のように45~55の間に合わせて撮影して下さい。
今後撮影が楽しくなり、もっと写真にこだわりたい場合などが出てきた場合には標準レンズよりも高額になりますがマクロレンズなども試してみると、より美しい写真が撮影できます。
一眼レフカメラを所持するメリット
出品写真を撮影するだけなのに、一眼レフカメラをいちいち購入する意味があるのか??そんなことを思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、一眼レフカメラはただ出品写真を撮影するだけの用途ではとても勿体ないです!
もしお子さんがいらっしゃる場合ですと、季節ごとにあるイベントでぜひお子さんの成長を残してあげて下さい。写真で日常の一瞬を切り取るだけでも、後から思い返してみるとかけがえのない時間を記録し共有することができます。
旅行に行った時などの、日常では見られない光景を切り取ることにも大いに役に立ちます。
大好きなものを撮影するだけでも心が躍りますし、出品写真以外にも活躍する場はたくさんありますので、ぜひおでかけの際にはお供させてあげて下さいね!
もし、一眼レフカメラが不要になった場合でも、転売してお金に変えることもできますので全く無駄になりません。
出品写真はスマホで十分と主張される方もいらっしゃいますが、
- 初期投資を少しするだけで出品商品を売れやすくして
- プライベートなイベントにも大活躍してくれ
- 不要になったらお金に換えられる
そんなメリットだらけの一眼レフカメラですので使わない手はありません!
簡単に光を操るための撮影ブース
前章でもお伝えしたとおり、出品写真は「明るく鮮明な写真」である必要があります。明るい写真を撮るためには、光が商品を引き立ててくれるように調節することが大切です。
ですが、なかなか光を調節するのは難しいですね。
自然の太陽光で撮影しようとすると、曇っている日や時間帯によっては思ったように光を調節することが難しくなります。
そのため、時間帯や天候に左右されず、いつでも出品写真を撮影したい時に撮影できるようにするために「撮影ブース」という空間を作り出し、ブースを使用して光を操る方法を解説していきます。
簡単手作り撮影ブースを使用する
あまり初期投資をかけたくない方向けで、撮影ブースを手作りする方法を始めにお伝えしていきます。
手作りに必要なものは、
- 段ボール(撮影する商品によって大きさを調整する)
- 白い布(ツルツルした光沢ある質感が良い)
- 100均などで出に入るカラーボード:白
この3点だけです。
まず段ボールですが、あなたが出品写真を撮りたい商品によって大きさを決めて下さい。小さい商品を扱っていくならばブースも小さくて構いません。
私はカメラ転売をしていて、大き目の箱に入った商品を扱ったり、レンズが3本付属している商品を扱ったりしているので、撮影ブースは80cm×80cmと少し大きめです。
ダンボールの4辺を1辺だけ切り取ってカタカナの「コ」のような形にします。
●段ボールの形
その内側に裏地のようなツルツルした質感の光沢があるような白い布を3面に覆いかぶせるように掛けます。
●かぶせた写真
次に上にカラーボードを天井にかぶせて出来上がりです!
●カラーボード写真
●ブース完成図
カラーボードは100均で手に入りますし、布も1,000円程度で購入できますので、とても安く手作りブースを作ることができますので参考にしてみて下さい。
出品写真専用の撮影ブースを購入する
次に手作りではなく、市販されている撮影ブースもご紹介します。
既製品はやはり丈夫ですし、作りもしっかりしていて、手作りする手間もかからず届いたらすぐに撮影することができるので、初期投資をかけられる方にはおすすめです。
私はAmazonで以前購入しました。「撮影ボックス」で検索すると多数ヒットしますので、出品したい商品の大きさによりサイズを決定して下さい。
また、Amazonの他に注文してから到着するまでに2~3週間かかりますが、日本国内で購入するよりも安く既製品を購入することができるのが、アリエクスプレスです。
中国からの輸入になりますが、製品もしっかりしているものがほとんどで、万が一のトラブル時の対応にもしっかりとしてくれるので安心です。
プロカメラマン直伝のバウンス撮影
一眼レフカメラとレンズ、そして撮影ブースも用意出来たら、いよいよ撮影!と行きたいところですが、あと一つとても大切なアイテムが必要です。
それは「バウンス撮影」という方法で撮影するために、外付けのストロボを用意する必要があります。
ストロボとはフラッシュのことなのですが、普通はカメラに内蔵されていますね。ですが、今回ご紹介する「バウンス撮影」という撮影法では予め内蔵されているストロボではなく、カメラから少し離した場所にストロボを設置して光を操る方法となります。
それでは、これから詳しく解説していきます。
綺麗な写真を撮るためのおすすめストロボ
出品商品に上から降り注ぐような柔らかい光を演出できる撮影方法が、バウンス撮影と言われています。
ただストロボの光を調節するだけで誰でも手軽に使うことができるライティングテクニックなのですが、一般的に知られているわけではありませんのでぜひここでマスターして頂ければ、脱・初心者的な綺麗な写真を撮影することができて普段の撮影時にも大活躍してくれる撮影法になります。
この撮影法を知るだけで、驚くほど綺麗な写真を撮影できるようになります。あなたがいつも見ている綺麗な写真を出品写真に載せているライバルも、きっとこのバウンス撮影法を使っている人が多くいるはずです。
まずバウンス撮影をするためには、カメラと外部ストロボが離れていても、カメラの内蔵ストロボの光で反応する「スレーブ機能」が搭載されている外部ストロボが必要となります。
この際に外部ストロボ(スピードライトとも言います)はカメラの内蔵ストロボの光に反応するため、使用ボディと外部ストロボのメーカーが同じではなくても使用できます。
(カメラボディに装着して使用する際には、同じメーカーでないと使用できません。)
私が使用しているスピードライトは、
【Nikon SB-26】
という、かなり昔のスピードライトになります。中古品ですと4,000~5,000円程度で購入可能です。
Amazonでは下記のスピードライトも購入でき、Nikon SB-26と同じように使用できますのでおススメです。
【NEEWER TT560】
運よく中古品があれば3,000円程度でかなり安価にスピードライトを購入することもできます。
プロ直伝のバウンス撮影をマスターする
プロカメラマンとして活動されていた方に直接指導して教えて頂いた、出品写真を綺麗に撮影する「バウンス撮影」について、解説していきます。
まず、バウンス撮影とは、ストロボの光を壁や天井に当てて間接的に反射させて被写体に光を当てる撮影方法です。
撮影ブースを使用してのバウンス撮影は下記のようにして行います。
バウンス撮影をするためには、
- 上記写真のように撮影ブースの左手前に左側の壁へ向けて外部ストロボを置く。
- 天井に反射し、光が上から商品に当たるようにストロボを置く場所や角度を調節する。
- 撮影するカメラボディの内蔵ストロボの光が直接商品に当たらないようする。
内蔵ストロボの光を直接商品に当てないようにする理由は、内蔵ストロボの光が商品に直接当たってしまうと反射してしまい綺麗な写真が撮れないからです。
内蔵ストロボの光を直接商品に当てない為のパネルも販売されていますが、私は下記画像のように小さめのクロスをポップアップさせた状態で巻き付けています。
この時のポイントは、少し光がもれる状態にすることです。スヌーズ機能を利用するためには、内蔵ストロボの光に反応させるため、完全に内蔵ストロボの光を隠してしまうとスピードライトが発光しませんので注意して下さい。
真似するだけでOKなカメラ設定方法
これからは綺麗な出品写真を撮影するための「カメラの設定方法」について解説していきます。
撮影するためのカメラをお持ちでない場合には、初めてカメラを使用する方にも扱いやすく普段使いにも最適で初期費用も安く抑えられる機種をご紹介します。
カメラをお持ちの場合には、各種共通で設定できる方法を参考にして頂けるように解説していきます。
おすすめ一眼レフNikon D3000での設定方法
それでは、出品用写真を撮影するためのカメラをお持ちでない方、もしくは購入を検討されている方におすすめのカメラをご紹介いたします。
- 初心者の方にも扱いやすく
- 出品写真を撮る場合にも高画質
- プライベートで撮影される時にも持ち運びしやすい
- 初期費用もなるべく安く抑えられる
この条件にピッタリの一眼レフカメラが【Nikon D3000】というカメラになります。
こちらの機種は初心者さん向けの入門機でありながら高画質な撮影もできおすすめです。2009年に発売された機種で、現在は(2020年5月現在)D3600という後続機が発売されているため、中古ではかなり安く購入することができます。
中古での購入目安…AF-S 18-55mmレンズセットで8,000~10,000円程度
もちろん、この機種でなければダメというわけではなく、お好きなカメラがあればそのカメラをご使用頂いて結構です。
どのカメラを購入したらいいのかわからない…という時には、お問い合わせ頂けましたら一緒に選ぶお手伝いをさせて頂きますので、お気軽にご連絡ください。
Nikon D3000とNikon SB-26スピードライトで出品写真を撮影する時に最適な設定をご紹介します。
Nikon D3000カメラボディの設定
- モード:「M」マニュアルモード
- ピクチャーコントロール:ビビッド
- 画質モード:FINE(ファイン)
- 画像サイズ:サイズS
- ホワイトバランス:AUTO
- シャッタースピード:200
- ISO感度:200
- 絞り:F14 (明るすぎる場合はF値を上げる 暗すぎる場合はF値を下げる)
Nikon SB-26設定
- ストロボ背面:「 M 」マニュアル発光
- ストロボ発光量:1/4
撮影される状況や光の加減によって多少設定を調節して頂くことがあると思いますが、その場合にはカメラボディで絞り(F値)を調節してみてください。
その他のデジタルカメラの設定方法
お手持ちのデジタルカメラがある場合には、
- ホワイトバランスを設定する(実際の色に近い色で撮影できる設定にする)
- 露出補正を明るめにする
- ビビッド機能を設定する
- 接写機能(マクロ設定)を設定する
の4点の設定を変えることで、綺麗な写真を撮影することができます。
まず「ホワイトバランスの設定」ですが、実際に撮影してみて実物の色に一番近い設定を使用して下さい。
次に「露出補正」の設定ですが、暗い写真になってしまわないように明るめに設定していきましょう。スピードライトの光と調整して下さい。
そして「ビビット機能」を設定していきましょう。メーカーによって設定する方法が違いますので、使用説明書を確認して設定していきましょう。使用説明書がない場合には、メーカーホームーページで閲覧できることが多いですので、「機種名+使用説明書」で検索してみましょう。
最後にマクロ設定ですが、ONにして撮影すると被写体に近づいた写真が撮影できます。マクロ機能を使用して撮影すると、機種によってはピントが合わない現象が出ますが、その場合にはマクロ機能をOFFにして撮影して下さい。
綺麗な写真が撮れない時に見直すべき箇所
綺麗な写真を撮るために必要な心構えや道具、必要な設定などをご紹介させて頂きました。
それでも綺麗な写真が撮れない場合には、
- ストロボの位置、角度を調節する
- 商品が見切れない程度に、画面いっぱいに撮影する
- 脇を締めてブレないように撮影する
上記3点を意識して撮影をしてみて下さい。
特に脇を締めてブレないようにカメラを構えることは、最初のうちは難しいかもしれません。商品にグッと寄れるようであれば、肘などを机などで固定して動かないようにするとカメラのブレも軽減できます。
高画質なカメラであるがゆえに、ホコリなどもしっかりと写り込んでしまいますので、清潔感をお伝えするためにもブロアーなどで撮影する構図を変えるたびにホコリを飛ばすことにも気を配って撮影していきましょう。
最後に
転売歴6年目の私が実践している、ヤフオクやメルカリなどで綺麗な出品写真を撮る方法を解説させて頂きました。
実際にプロのカメラマンをされていた方からアドバイスされたことなども取り入れ、何よりもお客様に商品の状態を正確に伝え、それでいて商品の良い部分をアピールできるような写真を心掛けることを大切に撮影しています。
必要な道具さえ揃えてしまえば、初心者さんでも簡単にプロのような綺麗な写真が撮れます。
出品写真のアピール力は偉大で、全く同じ商品でも綺麗な写真とくらいピンボケの写真では、販売価格が信じられない程変わってしまいます。
なるべくなら高い価格で販売して、お客様にも喜んで頂きたいですよね!そのためには綺麗で鮮明な出品写真は必須です。
現役で転売を実践し稼ぎ続けている私が、ライバル達よりも高い値段で販売できているのは、出品写真にもこだわりを持って綺麗で鮮明な写真を撮れるように心がけているおかげもあるかと思います。
あなたの出品写真撮影にもお役立ていただき、ライバルたちを出し抜いて高値で落札してもらい、効率よく着実に利益を積み重ねていきましょう。