今回は、私がいつも本気で思っているハードオフさえあれば、日本全国どこにいても稼げるし生きていける自信があるというお話をします。
なぜ自信があるのかというと、ハードオフさえあれば仕入れに困らないからです。
ハードオフは、多分誰しも一度は見たことがあるお店で、全国展開している、どこにでもあるお店です。
私が実践しているカメラ転売では、商品を仕入する時に必ず行きます。
この他のお店にもついでに行きますが、メインはハードオフです。ハードオフだけでもめちゃくちゃたくさん仕入れができてしまうので、他のお店に行かなくてもいいか~と思うこともよくあります。
今までAmazon転売や、中国輸入転売、ebayなどに挑戦して挫折し続けた私が、その理由はどれも「利益が取れる商品が見つけられない」ことが最大の原因でした。
毎日寝不足で目の下にくまを作りながら、目を皿にして探しているにもかかわらず、全然リサーチが上手くいかなかったので、「私は商品を見つけるセンスがないんだな…」と、いつも落ち込んでいました。
以前の私は、仕入れさえ満足にできませんでした。
転売をスタートするところまで行きつけなかったのに、現在実践している方法では、仕入ができすぎて困るほどです。
2,000~3,000円の利益しか取れないものは、もったいないですが仕入を見送るくらいです。
その程度の利益が出る商品まで仕入をしていたら、いくら仕入資金があっても足りない状態になってしまうので…。
転売は、「安く仕入れて高く売る」のシンプルなビジネスですが、シンプルであるがゆえに仕入ができなかったら、ビジネスを始めることができません。
以前の私はスタート台にさえ立てず、挫折していたということになります。
1つも仕入できない状態から仕入上手になった理由
今では仕入れができすぎて困るほど仕入上手になれた理由は、実際にハードオフのお店へ行って仕入をするようになったからです。
一方で、ネットで仕入をするのは家から一歩も出る必要がなく、パソコンやスマホで完結してしまうのでとても楽です。
楽なのでライバル達も実践しています。パソコンの向こう側には日本全国にライバル達がたくさんいるので、なかなか思ったような仕入をすることは難しいです。
これはいいな~!と思った商品は、自分の他にもそう思っている人が全国にたくさんいるということなので、オークションなどでは価格が高くなってしまう場合が多いです。
パソコンに張り付いて、ずっと画面をチェックしている人もいますから、そんな人がライバルだったら勝てる気がしません…。
ですが、ハードオフなどのお店に仕入をしに行った場合には、目の前の商品を見ているのは周りに人がいなければ自分だけなので、ライバルはいません。
その商品を買うか買わないか、相場を調べて判断する時間がたっぷりあります。
ネット上で悩んでいたら、すぐにライバルにもっていかれてしまうので、即断即決する判断力と相場感や商品知識を頭に叩き込んでおく必要があります。
反対に、お店での仕入れではのんびり判断する時間を作れます。
カメラ転売を始めたばかりの頃、ネット仕入しかしたことがなかった私は、ライバルに取られる前に仕入しなくては!と、よく焦って型番を間違えたり、商品を見間違えたりして赤字を連発していました。
ですが、お店での仕入は落ち着いて型番を調べたり、しっかり判断する時間もあるので、焦る必要もなくライバルに取られる心配もありません。
それに、お店での仕入れは「目の前にある商品」だけをリサーチすればいいので、その場で仕入をするかしないかをすぐ判断できます。
ネット上にある膨大な商品の中から売れる商品を探す必要がないのです。
リサーチすればいい商品が少なく、目の前にあるものだけなので、昔の私のように夜中に睡眠時間を削ってリサーチ地獄におちいらなくて済み、すんなり仕入れもできるようになりました。
そして、メンテナンスができるようになったので、他のライバルが仕入対象外としている商品まで仕入できるので、仕入対象が広がったことも仕入上手になれた要因です。
お店での仕入れ✖メンテナンススキル
この2つを融合できるようになって以来、全く仕入には困らなくなりました。
お店での仕入れメリット・デメリット
私がカメラ転売でリサーチ地獄に陥らず、すんなり仕入ができるようになったのは、ハードオフなどのお店で仕入ができるようになったからです。
お店での仕入れとネットでの仕入れを比較して一番いいなと思っているのは、実際に商品を手に取って、自分で確認ができるところです。
そして、ネットでは見つけられないような、大きな利益が取れる商品がゴロゴロ見つかる瞬間が私は特に大好きで、これがあるからお店の仕入れがやめられないって思っています。
一方ネットでの仕入れは、直接商品を手に取ることはできず、説明文と写真しか判断材料がありません。
説明文に書かれていないちょっとした不具合や、写真では見えなかった傷や汚れなど、商品が届いてから初めて気づいて「こんなはずじゃなかったのに…」と思うこともあります。
返品不可の商品を仕入した場合には、返品することができませんので泣き寝入りです…。
ここで、お店で仕入する時のメリットとデメリットをまとめます。
メリット
・実際に手に取って確認できる。
・目の前にある商品だけリサーチすればいい
・突然ライバルに横取りされない
・爆利益が取れる商品が見つかる
・全国展開しているので、どこに住んでいても仕入できる
・ジャンク品以外なら保証がつく場合がある
・お店の人に話が聞ける
・店員さんと仲良くなると値引きや美味しい話をもらえる
デメリット
・わざわざお店に出かける必要がある
・リサーチ時に店員さんの目が気になる
・時々、ライバルが隣に来たりする
・ショーケースから出してもらう時など、少しは店員さんと話さなければいけない
デメリットを書き出そうとしたのですが、デメリットらしいデメリットが本当にありません(笑)
結論から言うと、ハードオフで仕入れさえできれば安泰だということです。
よく、カメラ転売を始めたばかりの人から聞いたり、私自身もそうだったのですが、最初はリサーチする時に店員さんの目が気になることがあります。
私も結構気にするタイプなので、始めはすごくリサーチしずらくて、怒られるんじゃないかとか、何か言われたらどうしようとか、冷や汗をかきながらリサーチしていました。
ですが、店員さんはこちらが思っているよりもまったく気にしていません。
むしろ、慣れている様子さえ見受けられます。転売をしている人なんだろうなって思われていても、注意された事などは今までで一度もありません。
ハードオフのジャンクコーナーはお店の奥まったところにある場合が多く、店員さんは滅多に来ないので、ここなら安心してゆっくりリサーチすることができます。
私のように買い物ついでや、出掛けたついでに店舗へよれば、わざわざ時間を作って店舗回りする必要もないですし、
地方に住んでいる場合には、ライバルが隣にいる可能性は限りなく低いです。
ネット仕入よりは、直接人と関わらないといけない部分も少しはありますが、コミュ障の私でも難なくできているので、全く問題なく誰でもできると思います。
ハードオフで仕入をする時に一番大切なこと
ハードオフに限らずですが、お店での仕入れで一番大切なことは、目の前にある商品が利益の取れる商品なのかどうか、仕入対象になるのかを見極めることです。
見極める…というと、目利き力が必要なのかとか、商品知識が必要なのかとか、難しそうなイメージですが、実際には難しくありません。
詳しく書くと長くなってしまうので省きますが、簡単な見極め方をまとめると、
〇カメラの場合
・シャッターが切れればOK
・不具合があればそれを考慮して相場を読む
・付属品があるかどうか
〇レンズの場合
・メンテナンスできるか見極める
・正常に動作するかどうか
・不具合があればそれを考慮して相場を読む
・9つの販売方法から、組み合わせで高く売れないかどうかを考える
大まかですが、私はこれしかチェックしていません。
相場を読むというのも難しくなく、オークファンというサイトを使って、実際にいくらで売れているのかを見るだけです。
販売履歴から、この値段で仕入をしたらいくら利益が出るかどうかを計算します。
たったこれだけチェックできればいいので、職人のような目利き力や、難しい商品知識なども全く必要ありません。
オークファンを見れば、いくらで売れるのかの答えが載っているので、自分の頭で考えることはあまりないというか、目の前にある商品が大体いくらで売れるのかを予想するだけです。
例えば、商品の名前だったり型番を間違えたとか、そんな失敗以外でしたら、販売できる予想金額が大きく外れることは少ないです。
カメラ転売の面白いところは、不具合があっても売れてしまうところなので、壊れていても売れます。
ハードオフにはジャンクコーナーと言って、不具合がある(かもしれない)ジャンク商品も扱っているのが最大の魅力と言えます。
ハードオフ内の宝の地図
私がハードオフに行く時には、宝物が見つかる可能性が高い場所から順番に回ります。
この事を知っておくだけでも、先に来ていたライバルに商品を取られて悔しい思いをすることも少なくなるはずです。
私も時々、先に来ていたライバルが手にお宝商品を持っていたりすると、
「あ~~~~その商品、私が買いたかった!!!」
と悔しい思いをすることがあります。
そんな思いを減らすために、いつもこの宝の地図順にお店の中を回るようにしています。
1,レジ前
レジ前には、色々なものがごちゃ混ぜになったカゴが置いてある場合があります。
そのかごの中は、チェックや値付けは終わっているけど、陳列がまだできていないという商品なので、新着商品です。
未だライバル達も気付いていないので、お店に入ったらまずレジ前をチェックするようにしています。
2,ジャンクコーナーのショーケース
ジャンクコーナーのショーケース内が、一番のお宝宝庫です。
お店で検品した結果、どこかに不具合があるとされている商品が入っています。
その不具合も、実は不具合じゃなかったりする場合もあるので、店員さんにお願いして商品を手に取って見せてもらいます。
家からカメラボディを持ち込めば、レンズは動作確認させてもらえます。
私はNikonとCanonのカメラボディと、PENTAX、OLYMPUSのバッテリーなどを車に積んでいき、必要があれば動作確認させてもらっています。
利益が取れると思った商品があれば、スマホで値札と商品を一緒に撮影しておくと、あとから見返すときに便利です。
レシートには「ジャンク」としか表示されていないので、複数購入した時にはどの商品がいくらなのか、わからなくなるからです。
3,ジャンクコーナーの青い箱
この箱に入っているものは、ほぼほぼジャンクです。
ですが、中にはちゃんと動くものもありますし、どうしてここに入っているの??と思うようなお宝商品があることもありますので、気を抜くことなく細部までチェックします。
以前、Canonのコンパクトデジタルカメラを見つけたのですが、ジャンクの理由が動作未確認だったからでした。
バッテリーは入っていたのですが、充電切れで動作の確認ができないのです。
そこで充電器を購入して動作確認したところ、正常に動作しました。
外観も全く使用感がなく、まるで新品のようだったので、高値売りの手法を使って説明文を書いたところ、3,300円で仕入れたカメラが14,880円で売れました。
このようなミラクルが日常茶飯事で起きるのが、このジャンクケース内ですので、いつもこのケースを手前に引き出す時には、一体どんな出会いが待っているのだろうと胸が高鳴ります。
4,正常品の並ぶショーケース
正常に動作することが確認されている商品が並ぶショーケースも、しっかりとチェックしていきます。
と言っても、チェックすることは少なくて、「キズ・ヨゴレ」の表示があるものを優先的にリサーチしていきます。
正常に動作するけども、少しキズがあったりヨゴレがあったりするものは、安く販売されているものが多いからです。
あとは、セットで販売されている商品も要チェックです。
正常品はハードオフの保証がついているので、仕入をした後に万が一不具合があった場合にも安心です。
ハードオフ攻略の第一歩
ハードオフ攻略の第一歩目は、住んでいる地域にあるハードオフを調べることから始めます。
ハードオフの店舗検索は、こちらからできます。↓
ちなみに、私が住んでいる地域では田舎にもかかわらず5店舗あります。
この店舗を一度すべて回った時には、もう一カ月ほど何も仕入しなくていい程、たくさん仕入をすることができました。
お店を回ると思った時には、あらかじめ効率よく回れるように店舗の順番を決めておくとスムーズに無駄なく回れます。
あと、ハードオフのスマホアプリをダウンロードしておくと、購入金額によってポイントをもらうことができますので、そのポイントを仕入に使ったりもできるのでお得感があります。
いつもハードオフで商品の仕入をしているので、知らない間にめちゃくちゃたまります。
そのポイントを使って仕入をすることで利益を底上げしてもいいですし、私は子供たちが欲しいと言っていたおもちゃなどを購入したりもします。
次男がハマっている恐竜のフィギュアをポイントで購入したら、450円で購入したものだったのに実は地域限定のものだったらしく、メルカリで見たら4,500円で販売されていました。
10倍で売れるじゃん…と次男にあげたことをちょっと後悔しかけた、というエピソードもあります。
さらに、クレジットカードを使って仕入をすると、クレジットカードのポイントもたまるし、ハードオフのポイントもたまるので、一石二鳥です!
今流行りのポイ活までできるなんて、本当にカメラ転売は優秀だなって思います。